本日12月4日(日)から10日(土)は人権週間
だそうです。
その一環で広島県と広島市が開催する(厳密に言えば、広島県法務局、広島県教育委員会、広島市教育委員会、広島県人権擁護委員連合会、市と県の社会福祉協議会などが主催)人権啓発フェスティバル。会場はNTTクレドホール、基町クレドふれあい広場、紙屋町シャレオ中央広場。私は、クレドホールラウンジであった認知症サポーター養成講座を受けるために行ってきたのです。
知っているようで知らないことが多い認知症について、詳しくなった講座でした。
広島県高齢者支援課の課長の講演で、広島県の認知症対策の取組み、
認知症サポーター養成講座の背景、認知症について学び、
認知症介護指導者による寸劇(テーマはもの盗られ妄想)、
そして血液サラサラ体操と充実した内容でした。
特に、予防、脳の活性化を図る心理療法・ケア、リハビリテーションの
効果の話など、ためになり行ってよかったです~。
会場クレドホールから見た風景。
(広島城辺り)
チラシより
認知症サポーターとは
何か特別なことをするひとではありません。
認知症を正しく理解し、認知症のある人やその家族を
温かく見守る応援者として、自分でできる範囲で活動します。
認知症を自分自身の問題として捉え、友人や家族に学んだ
知識を伝えることや、認知症の方やその家族の気持ちを
理解しようと努めることが大切です。
この機会に、認知症について正しい知識を一緒に学んで、あなたも
「認知症サポーター」になりませんか?
とありました。
セミナー参加者には、「オレンジリング」と「認知症サポーター養成講座テキスト」を
無料で配布されました。
このような「認知症サポーター養成講座」は、各地で実施されているようです。
広島県のサポーター(講座受講者)は現在約7万人で、10万人を目指しているそう。
平成17年度からNPO「地域ケア政策ネットワーク」と厚生労働省が協働で取り組んで
いるキャンペーン「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」では、サポーター100万人を
目指し、全国一体となった取組みということもきょう初めて知りました。
認知症について正しく理解し偏見を持たず自分たちの問題として考え、
行動する。できることから始めたいと思います。
認知症サポーター養成講座についてのお問い合わせは、
お住まいの市町の担当窓口(事務局)まで。
広島市 高齢福祉課 電話082-504-2648