久しぶりに最近読んで感動した本の記録しておこっと。

といっても、「今更ながら感」が否めませんが。。。


東野圭吾って面白いよ~と何人か薦められやっと手に取った

「手紙」。怖い事件が苦手な私にとって「告白」も相当読むのに

勇気入りましたが、この作品も読み始めると一気に読み終えました。

最後まで目の話せない展開に最後に涙。。。


「八日目の蝉」もそうだったけど、世間で話題になった後

かなり遅れて読んでる私。

いつも読みすすめるうちに、映画化されたらどんなキャスティングで?と

考えるのも楽しみのひとつだったりして。「手紙」もとっくの昔に映画化

されていたんですね。知らんかった。


「手紙」の魅力は・・・

本の解説にあった井上夢人さんの言葉は、私の感想を代弁してもらっているよう

なのでご紹介。


「この小説が周到であるのは、告発する相手を我々読者自身に向けていることだ。

作者は、物語の至るところに鏡を用意して待っている。読者は、ギクリとしながら、

鏡の中で立ちつくしている自分を見せつけられることになる。・・・・・・・・」



手紙 (文春文庫)/東野 圭吾
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