前からずっと観たかった映画『六ヶ所村ラプソディー』
どうもタイミングが合わず観ることできず。
きょうも、『六ヶ所村ラプソディー』は(私は)観れなかった
のですが、この映画が出来た後も撮影を続けている素材を編集した
『六ヶ所村通信no.4』を観ることはできました。
鎌仲ひとみ監督の交流会(質問&意見コーナー)も上映後あったし
行けてよかったです。
『六ヶ所村ラプソディー』は核燃料の再処理の開始に揺れる六ヶ所村と
情報に流されながら生きている毎日。
でも本当に知らなくてはならないことを
知らないのでは?と感じてはいる。こういったドキュメンタリーを
観ると特にそう気づかされます。
何故、六ヶ所村の現状が伝えられないのか?
そういった質問を監督にした人がいました。
監督は、「マスメディアが伝えないことを、
自分がメディアになって伝えよう。マスメディアを敵に回すのではなく
努力しましょう」と。「情報の共有が大切」とも。そうなんですよね。
知らないじゃすまされないこと多いし、多くの情報の中からの取捨選択、
その裏に隠れていることを見極め、流されず、
判断し続けるそんな力が必要なんですよね。
『六ヶ所村ラプソディー』は、監督が2004年4月から東京と六ヶ所村の
往復を繰り返し撮影した200時間の素材テープを119分に編集した
映画で納まりきらなかったものを『六ヶ所村通信no.1~3』にまとめ、
きょう観た4が最新情報2007年8月~2008年2月撮影したものだそう。
ドキュメンタリーを観て、外から意見を言うのは簡単だけど、
そこに一生住み続ける地元の人たちの心情を思うと
複雑な気持ちだ。
「絶対安全だから大丈夫」と信じ続けるしかない。
反対派だけでなく、賛成派も淡々と撮り続けている。
観終わった後、じゃあ、どうすればよいの?と考える。
そういった質問をした若い女性もいた。映画をみて
実際六ヶ所村へ行き、映画にも出てくる農家さんも訪ね
何日か手伝ったそうだ。ヒロシマに帰っても関心は低いようで、
自分で出来ることはなんだろうと。節電とか、節水はしているが・・・。
すると監督は「上映会を主催した人たちとまずは繋がってみては?」
と提案されていた。
鎌仲監督は、予想以上に、さわやかで明るい、感じいい監督でした。
限られた時間内でテキパキと質問に答える姿が、小気味よい。
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帰り、広島市内の繁華街は、稲荷さん(とうかさん)という祭りで賑わっていた。
昨日も、今日も、浴衣姿が多くて涼しそう。
明日は日曜日だからもっと多いでしょうね。(私は仕事。。。)
おまつりといえば、加計もきょう、明日と「かえるまつり」開催中!
そして、とうかさんと同じく、6、7、8日に川・森・文化交流センターでは
「太田川クラフトフェスタ」開催中!
そして、そして毎年この時期吉水園ではモリアオガエルの産卵を
観ることできるので是非!オススメです。