で、昨日の続きです。


「今年の秋は長雨が続き、台風が多い年になりそうですって。」

松村さんのお宅でご一緒だった女性ライターKさんの言葉に

わ~、今年もお米の収穫するまでヒヤヒヤするのかと覚悟した。


何故そんな予言ができるのだろうと不思議だったが

旧暦を勉強すればわかるらしい。

そこで私も今年からコレ!→

旧暦カレンダーと旧暦シリーズを読んで勉強するのだ!今年の抱負の一つに決定。


イノシシを捕って、ご馳走してくださった松村さんは旧暦研究家でもあるので

関心はあり、松村さんが書かれた旧暦シリーズ三部作の1作目、2作目、

旧暦カレンダーも購入していたけどイマイチ理解できないでいた。(←読解力なさ過ぎ?)

そして昨秋出版された3作目「続々と、旧暦と暮らす」も

購入した次第。「72人の旧暦活用術」徹底取材と本の帯に書いてあったから。

旧暦カレンダーの活用法がよくわからない人のための手引書のようだ。

(実はライターKさんは、松村さんの著作の編集者であり最新作の共著者でもあるのでここで大宣伝!)


序文によると沖縄の年中行事は自然のリズムと農業・漁業の関わりの中から生まれ、

今も全て旧暦で行われているらしいし「作物と月の不思議な関係」「旧暦で作り、新暦で売れ」など

気になるコーナータイトル盛りだくさん。奥が深そう~。


「2006年は閏7月が入り秋が7月、閏7月、8月、9月と4ヶ月、1年が385日」と

旧暦カレンダーにはさんであった紙に説明してあったが、それもピンと来ない私には

なかなか「旧暦と暮らす」までには至らないだろう。

せめて「旧暦を(ちょっと)意識した生活」でもしてみようか。

「新月に種を蒔くと虫もつかず病気もしない」と聞くと、興味津々である。


因みに本日1月4日は、旧暦では12月5日だそう。

*旧暦は紀元前2000年頃、中国の黄河流域で「農暦」として使われ始めた

「太陽と月の運行」を同時に取り入れた「太陰太陽暦」のことで、日本には

六世紀中ごろ、漢字や仏典とほぼ同じ時期に伝来した。(「続々と、旧暦と暮らす」より)

松村 賢治, 風力5, 大阪南太平洋協会
続々と、旧暦と暮らす