どんでん市場に出すための本を

自分ちの書庫で捜していたら

読んでない本が多いことに気づいた。


そこで何冊か並行して

読み始めることに。


今、寝る前に読んでいるのは

有吉佐和子の「複合汚染」(上)

この本を読んで有機農業を始めたという

人も多いという話題になった30年前に

この世に出た大ベストセラー本。


題名は知っていたが、恥ずかしながら

まだ読んでいなかった。


「複合汚染というのは学術用語である。

二種類以上の毒性物質によって

汚染されることをいい、二種類以上の

物質の相加作用および相乗効果が起こること

を前提として使われる。」と書いてある。


以下、読み進むうちに怖くなってくるのだが

知らねばならぬことの数々。


あれから30年、日本はどう変わったのだろう。

有吉佐和子さんが生きておられたら、

どんな作品を書かれるのだろう。


そんなことを考えながら

ページをめくる。


有吉 佐和子
複合汚染